テニスの王子様ミュージカル感想
 対聖ルドルフ戦

2004/7/31 16時00分 東京芸術劇場中ホール
   今回は聖ルドルフ戦。ということは、不二vs観月がある筈!と楽しみに会場へ。
 始まる前に友人に午前の部を見た感想を聞くと、裕太裕太〜と回ってました。(彼女は不二兄×弟)いっぱいあっていいなー。と思いつつ席で待つこと数分。二度目なので少しは慣れた舞台と客席の反応だけど、まだ公演が始まって間もないせいか、さほど手拍子とか無い。自分の後ろで見ていたお嬢さんたちは、ノリが悪いとご立腹だった模様。…ま、それはいいけど、見ている時に萌え話はやめてくだされ。
 さて、オススメの裕太。なるほど裕太らしくてとても可愛い〜。歌も上手いし。観月もあの独特の笑いが笑いを呼ぶわ。
 青学はダブルスを組まされた桃と海堂のダンスが楽しかった。反発しながらも息ぴったりなところがちゃんと表されてて、ダンスも社交ダンスっぽいのやらフォークダンスやら。試合の内容はそれに比べてあまりインパクトは無かったけど、大石菊丸組みと交互に試合で出てくるのが楽しい。というか訳わかんなくなりそうなくらい、アップテンポで会場が変わる、交差する。
 ゴールデンペアは原作通りの展開で、菊丸がばてばてから復活するんだけど、その時歌を歌いながら客席に降りてきて、通路をはしゃぎながら走って行きました。割と近くを通ったので、びっくり。アドリブだったのかな?舞台の上でみんなちょっとおろおろしてたけど。
 舞台に戻って続きを始めた時、ベンチの方で不二とリョーマが歌に合わせて手をゆらゆらるんるんみたいな感じで動かして踊っていたのが萌え〜。ああ、良かった一つでも不二リョがあって。
 ダブルスの試合後、コンテナの上でゴールデンペアが反省会する時、菊丸があれもこれもと言った後、大石が歌い出したから可笑しくなったんだ、など言い出して客席大笑い。大石が出てくる時にその歌を歌いながら出てきてまた笑い。
 リョーマ探しに河村が出てきて、コンテナの下を探したり、ゴールデンペアの話し方に突っ込んだり、今回も細かいアドリブギャグが多そうですな。
 ついでリョーマの歌…ちょっと堅めな歌でした。手塚も出てきて歌合わせ。
 みんなが出てきた時、ラケット持っているんだけど、乾だけノートで決める時にそれ開いて眼鏡直してて、笑いました。
 2部は不二から。えーと、主役はリョマじゃなかったんでしょうか、というくらい今回は不二と裕太が出張ってます。というかやっぱりこの二人が主役なのかと思いましたです。はい。不二流石に歌上手いねー、内容も良かった。裕太も上手い。
 リョマvs裕太の試合の後、不二がリョマの肩と背中に手を当てて労る感じだったのが、今回の萌え第2弾…細かっ小さっ。
 そして不二vs観月。楽しかったー。観月のテニスプレイがなんとなくらしい形なのが流石だなーとか目についたりして。不二の台詞も素敵。やっぱ原作でもここで不二に落ちたんで、にやけ笑いが込み上げ抑えるのに必死でした。
  試合後、不二と裕太のやりとりが可愛くって可愛くって。でカボチャカレーを楽しみにして嬉しそうな裕太に萌え。たのしー。
 帰りのバスはフィルム写しでみんなの寝姿アップが素敵。しかし、不二様(あっ)一人でほくそ笑み(にしか見えなかった)笑いは妖しすぎます。
 ラストの挨拶はあっさりしたものでした。前回のようにもっと踊ったりするのかなと思ったんだけどな。回数が進むごとに変わっていくようなので、ラスト近くではもっともっと彼らもはしゃぎ回るかもしれませんね。
 ということで、今回はほんと不二と裕太が主役のようで、ちょっとリョマが影薄かったかなー。次回があるとしたら対山吹戦かな。……で、出来れば不二vsリョマの雨試合をぜひぜひっ!やってください。お願いします。…無理かなー、あっくんとのやりとりと試合だけで終わっちゃうかな。そんなのいやん。やってくれなかったら泣く。泣いてもしょうがないけど。  
 

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