テニスの王子様ミュージカル感想
 対不動峰戦

2004/1/1 15時30分 五反田ゆうぽうと
   テニプリミュージカルの評判が良いので、次にあったら見に行ってみようと思っていたところ、冬頃にやるとの噂を聞きつけました。それを覚えていたのに、冬祭り本の準備に忙しくしていて、気づいたときにはチケット販売済みで完売。
 仕方ない諦めるかと思っていた時に追加公演の話を聞きつけ、これは逃さないでおこうと漸く手に入れました。しかし、1月1日って…家にいるべきでしょう、という家族の無言の圧力が(笑)
 いいやん、カウントダウンコンサートとか行かないんだから。とにかく、そう言うわけで行って来ました。元旦の東京は本当に人少ないなあと思いつつ会場へ。席は15列目なのでちょっと後ろでも、テニミュは初心者ゆえ、このくらいの席の方が落ち着いていて良いわ。
 始まった途端、舞台に現れる人影に場内が歓声に包まれ、いったい何事かと思いました。いや、普通のミュージカルとか舞台では役者が出てきて嬌声歓声拍手ってことはまず無いんで。歌ってる時の手拍子もラストアンコール歌なんかではあるけれど、いつでもどこでもなのにはほんとにびっくり。ミュージカルではなくてライブだったのかこれは。でもまあ、それがテニミュのお約束なのかなと、時間半分経ったら慣れましたが(爆)

 真面目な話かと思えば、意外とギャグが多くて楽しかったです。桃とリョーマがダブルスやる時、ぶつかりそうになって桃にお姫様だっこされちゃった時には、やりすぎですよ(笑)
 練習のカラーコーンを倒す時、青ばっかりでコーンの倒れ方が変だったり、一瞬「みどりっ」って言ってませんでしたか。ないじゃんそれ、と心の中で突っ込む自分。そして乾汁を飲んだのは本人。菊丸役の方が客席煽って乾コールの中、一気飲みして一言「理屈じゃない」…大笑いしちゃったよ。原作結構読み込んでいるみたいですね〜。
 かわって不動峰登場。深司のラケット見ずにボールを打つ技に笑い、リョーマのそれにも笑い。桃が握手を求める時、する振りをして「やらないよ」と呟く深司が良い感じでした。
 対不動峰戦後、河村鮨でのやりとりも、小ネタが多くて笑いが絶えず。不二はリポDを注文するし(普段はラズベリーパイだそうで、それも普通じゃないが)、乾がDHAの説明をする時、「どうしてなんだ、ほかにいいやつでもできたのか(Aは聞き取れず)」と言った所で客席が反応、その後すぐ「と大石が部室で菊丸に言っていた」と言うとさらに悲鳴が上がっておりました。
 大石ときっくんはアイコンタクトの後頷きあってたり、なんだか腐女子向け?…いや、?マークは不要かもしれん。
 あー、そうだ、不動峰戦の後、神尾と深司が舞台を右から左、左から右へ歩く場面で、なぜか乾汁が出てきました。「思ってない」「思ってる」のやりとりの後、「じゃこれ飲んでみて」と深司に言われ躊躇しながら神尾は飲んで、「ほんとに飲んだ、俺だったら飲まないけどな」と言われてしまってました。
 手塚vsリョーマはあの小さい足場ながら、とても良く戦いが表されていて上手いなと感心しきり。
 そしてフィナーレ。それまではテニスという枷の中でのダンスだったのが、それがなくなって自由に踊ってる彼らを見るのは楽しかったです。……いきなりリョーマが、否Kimeruさんが歌い出したのは驚いたけど(笑)
 通路に飛び出てきたのにもちょっと驚きました。そうか、お姉さんが必死で説明してたのはこれのせいだったのか。でも聞いてたよい子は居なかったみたいですよ、みんな手出してたもの(笑)自分の席は通路方面ではなかったので見るのみでしたが。
 最後にもう一回通路に出てきて、一番後ろまで行って外出たんじゃ無かろうか。なかなか戻らないから怒られてましたな<確か桃と海堂
 何度もアンコールがあったのは東京最終だったから?5回くらい緞帳があがった後、漸く終わりのアナウンスがありました。
 総じてとても楽しめました。主役の方の事故により交代があったようなので、柳さんのリョーマも見てみたいなーと思ったりして。しかし、アニメイトにDVDを買いに行くのは……オンライン通販は品切れだしな。次回があれば、今度こそちゃんとチケット取って観たいと思います。
  帰りは6時頃だった訳ですが、五反田から東京までの山手線、空きすぎ。あんなの初めて乗ったよ。自宅最寄り駅周辺もまるでコミケ出発の早朝のような静けさ。次回は普通の日程でやって欲しいなあ。そして、次は都大会か!?だったら嬉しい

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